テストNo.345 リポビタンDチャレンジ2018 第3戦 ジョージア代表戦

平成30年(2018)6月23日 G:豊田スタジアム R:ナイジェル・オーウェン(WAL)

日本代表 28-0 ジョージア代表●

No.584★345 リポビタンDチャレンジ2018 ジョージア代表第2回来日 ジョージア代表戦
2018年6月23日 G:豊田スタジアム R:ナイジェル・オーウェン(WAL)
日本代表 28 0 ジョージア代表
1 稲垣 啓太(パナソニック) 9 0 1 カー・アセイシヴィリ
2 堀江 翔太(パナソニック) 19 0 2 ジャバ・ブレグヴァゼ
3 具  智元(ホンダ) 3 イラクリ・ミーツクラヴァ
4 アニセ サムエラ(キヤノン) 0 T 0 C4 ギオルギ・ネムサゼ
5 真壁 伸弥(サントリー) 0 G 0 5 コテ・ミカウタゼ
C6 リーチ マイケル(東芝) 3 PG 0 6 ギオルギ・ツツキリゼ
7 布巻 峻介(パナソニック) 0 DG 0 7 ヴィト・コレリシヴィリ
8 アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコム) 8 オタール・ギオルガゼ
9 流   大(サントリー) 3 T 0 9 ヴァシル・ロブジャニゼ
10 田村  優(キヤノン) 2 G 0 10 ラシャ・フマラゼ
11 山田 章仁(パナソニック) 0 PG 0 11 ソソ・マティアシヴィリ
12 立川 理道(クボタ) 0 DG 0 12 ギオルギ・クヴェセラゼ
13 ラファエレ ティモシー(コカ・コーラ) 13 ダヴィド・カチャラヴァ
14 レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ) 13 11 14 サンドロ・トドゥア
15 野口 竜司(東海大) 15 メラブ・クヴィリカシヴィリ
交代【日】西川征克(サントリー)⑦、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモ)⑤、浅原拓真(東芝)③、姫野和樹(トヨタ)⑧、松田力也(パナソニック)⑩、田中史朗(パナソニック)⑨、石原慎太郎(サントリー)①、庭井祐輔(キヤノン)② 【ジ】ズラブ・ジュワニア①、ノダル・チェイシュヴィリ⑤、ラシャ・マラグラゼ⑫、シャルヴァ・マムカシュヴィリ②、ミヘイル・ガチェチラゼ⑥、ギオルギ・メリキゼ③、アンゾル・チシナヴァ④、ギオルギ・ベカゼ⑨  シンビン=コレリシヴィリ(ジ)
得点:Tファンデルヴァルト、レメキ、姫野、G田村2、PG田村2、野口

 ジョージア戦は雨で滑りやすいコンディションながら堅実な防御で主導権を握り、要所にきっちりスコアを重ねて28-0で完封勝利。3連戦を白星で締めくくるとともに、シリーズの勝ち越しを決めた。

 世界有数の強靭なフィジカルを誇るイタリアジョージアにコンタクトで当り負けず、ジャパンらしいスタイルを発揮して挙げたこの2勝は、チームが順調に進化を遂げていることの証明と言えるだろう。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチや各選手が口々に語ったように、サンウルブズで厳しいゲームを重ねてきた経験が日本代表の成長を後押ししていることも実感させた。試合が行われた3つのスタジアムはいずれも来年のラグビーワールドカップの会場であり、開催都市の気運を高める意味でも、意義あるシリーズとなった。

 6月27日 リポビタンDチャレンジカップ2018総括記者会見でのジェイミー・ジョセフHCのコメント(抜粋)

「とても素晴らしい6月のシリーズとなりました。イタリア代表戦では、我々のラグビーのブランドを示すことができたと思います。選手たちは自信を持ってやり切ってくれました。世界レベルのテストマッチにおいて、いい判断をしてトライを取りきる素晴らしいスキルを披露してくれました。そして、ジョージア代表戦では、失点を0に抑えて勝つことができました。世界ランキング12位の相手に対して1点も与えなかったのは初めてのこと。チームとしても本当に特別な試合となりました。成長した姿を見せることができたと思います。ラグビーワールドカップ2019に向けて、チームとして必要とされるキャラクターを持ち始めているのを感じます。選手たちを誇りに思います。また、リーダーシップの部分でも成長が見られました。我々はこの18か月間、キャプテンを変えたりしながら、リーダーシップのスキルも磨いてきました。ハル(立川理道)、翔太(堀江)からマイケル(リーチ)にキャプテンが変わりましたが、二人もしっかりサポートしてくれました。今回のシリーズでは流(大)がサントリーサンゴリアスやヒト・コミュニケーションズサンウルブズでも証明しているように、卓越したキャプテンシーを見せてくれました。田中(史朗)のサポートも大きかった」