テストNo.378 ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会 プールD 第4戦 アルゼンチン代表戦

English 写真
令和5年(2023)10月8日 G:ナント(フランス) R:ベン・オキーフ(NZ)
日本代表 27-39 アルゼンチン代表
対戦日2023/10/08 (日) Kick off20:00
競技場Stade de la Beaujoire(ナント) 観客数--
天候晴れ/無風 グラウンド
状態
良い
ドクター
記録係JRFU広報室
レフリーBen O'Keeffe (NZR)sign
アシスタントレフリー

Paul Williams (NZR)

James Doleman (NZR)

マッチコミッショナーsign
TMOBrendon Pickerill (NZR)
日本代表
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 稲垣啓太(186/116/33)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
FW
2 堀江翔太(180/104/37)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
3 具智元(183/118/29)
コベルコ神戸スティーラーズ
4 ジャック・コーネルセン(195/110/28)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
5 アマト・ファカタヴァ(195/118/28)
リコーブラックラムズ東京
6 リーチマイケル(189/113/35)
7 ピーター・ラブスカフニ(189/106/34)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
8 姫野和樹(187/108/29)
トヨタヴェルブリッツ
9 齋藤直人(165/73/26)
東京サントリーサンゴリアス
HB
10 松田力也(181/92/29)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
11 シオサイア・フィフィタ(187/105/24)
トヨタヴェルブリッツ
TB
12 中村亮土(181/92/32)
東京サントリーサンゴリアス
13 ディラン・ライリー(187/102/26)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
14 松島幸太朗(178/88/30)
東京サントリーサンゴリアス
15 レメキロマノラヴァ(178/96/34)
NECグリーンロケッツ東葛
FB
16 坂手淳史(180/104/30)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
Re.
17 クレイグ・ミラー(186/116/32)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
18 ヴァルアサエリ愛(187/115/34)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
19 ワーナー・ディアンズ(201/117/21)
20 サウマキアマナキ(189/108/26)
コベルコ神戸スティーラーズ
21 福田健太(173/80/26)
トヨタヴェルブリッツ
22 山中亮平(188/98/35)
コベルコ神戸スティーラーズ
23 ジョネ・ナイカブラ(177/95/29)

※背番号の白抜きはキャプテン

アルゼンチン代表(RWC2023)
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 トーマス・ガジョ(176/105.4/24)
FW
2 フリアン・モントジャ(183/109.7/29)
3 フランシスコ・ゴメスコデラ(184/121.5/38)
4 グイド・ペッティ(194/111/28)
5 トマス・ラバニーニ(201/126.9/30)
6 パブロ・マテーラ(192/104.9/30)
7 マルコス・クレメル(195/114.3/26)
8 フアンマルティン・ゴンザレス(191/101.4/22)
9 ゴンサロ・ベルトラノウ(177/81.5/29)
HB
10 サンティアゴ・カレーラス(183/86.7/25)
11 マテオ・カレーラス(173/84/23)
TB
12 サンティアゴ・チョコバレス(188/94.5/24)
13 ルシオ・シンティ(190/96.7/23)
14 エミリアノ・ボフェリ(192/95.5/28)
15 フアンクルス・マリア(182/87.7/27)
FB
16 アグスティン・クレビ(180/108/38)
Re.
17 ジョエル・スクラヴィ(185/138.5/29)
18 エドゥアルド・ベジョ(191/120/27)
19 マティアス・アレマノ(198/113.3/31)
20 ペドロ・ルビオロ(191/114/20)
21 ラウタロ・バサンベレス(173/81.5/27)
22 ニコラス・サンチェス(176/82.4/34)
23 マティアス・モロニ(185/90.5/32)
得点
HomeAway
前半後半前半後半
21 T 23
21 G 13
00 PT 00
01 PG 11
01 DG 00
1413 1524
27合計39
マン・オブ・ザ・マッチ
マテオ・カレーラス
反則
PKFKPKFK
30 前半 30
30 後半 40
60 合計 70

Home 交替/入替

種類時間背番号
入替 後半43分 3 → 18
入替 後半48分 1 → 17
入替 後半48分 2 → 16
入替 後半51分 5 → 19
入替 後半60分 14 → 23
入替 後半70分 12 → 22
入替 後半70分 7 → 20

Home 一時交替

時間背番号内容

Away 交替/入替

種類時間背番号
入替 前半24分 6 → 19
入替 後半43分 3 → 18
入替 後半48分 5 → 20
入替 後半59分 9 → 21
入替 後半59分 10 → 22
入替 後半67分 1 → 17
入替 後半70分 13 → 23
入替 後半70分 18 → 3
入替 後半78分 2 → 16

Away 一時交替

時間背番号内容

Home カード/処分

種類時間背番号内容
イエロー 前半23分 7 危険なプレー

Away カード/処分

種類時間背番号内容

得点経過 前半Kick off : アルゼンチン代表(RWC2023) /後半Kick off : 日本代表

前半チーム名#.Name
2分 アルゼンチン代表(RWC2023) 12.サンティアゴ・チョコバレス T 0 - 5
2分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ G 0 - 7
16分 日本代表 5.アマト・ファカタヴァ T 5 - 7
17分 日本代表 10.松田力也 G 7 - 7
24分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ PGx 7 - 7
28分 アルゼンチン代表(RWC2023) 11.マテオ・カレーラス T 7 - 12
29分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ Gx 7 - 12
35分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ PG 7 - 15
38分 日本代表 9.齋藤直人 T 12 - 15
39分 日本代表 10.松田力也 G 14 - 15
後半チーム名#.Name
46分 アルゼンチン代表(RWC2023) 11.マテオ・カレーラス T 14 - 20
後半チーム名#.Name
47分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ G 14 - 22
52分 日本代表 10.松田力也 PG 17 - 22
56分 日本代表 15.レメキロマノラヴァ DG 20 - 22
58分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ T 20 - 27
60分 アルゼンチン代表(RWC2023) 14.エミリアノ・ボフェリ G 20 - 29
65分 日本代表 23.ジョネ・ナイカブラ T 25 - 29
67分 日本代表 10.松田力也 G 27 - 29
68分 アルゼンチン代表(RWC2023) 11.マテオ・カレーラス T 27 - 34
70分 アルゼンチン代表(RWC2023) 22.ニコラス・サンチェス G 27 - 36
75分 アルゼンチン代表(RWC2023) 22.ニコラス・サンチェス PG 27 - 39

<特記事項>
前半23分TMO:日本代表7番のハイタックルの確認の結果、ハイタックルが認められ、イエローカード


 共に2勝1敗で迎えた負けられないプール最終戦。アルゼンチンの勢いを止め、流れを渡さずストレスを与えるような展開に持ち込めるかが勝敗のカギを握ると思われる。日本はスクラム、ラインアウトを安定させ、決してPKを取られず、マイボールではBKに安定したボールを供給したいものだ。この日、11番にケガで出場のなかったフィフィタを起用。対面でゴールキッカーも務めるボフェリにダメージを与えるほどの激しいプレーに期待する。

 アルゼンチンのキックオフ、日本陣22mライン中央の高いボールを姫野が確実にキャッチして、ラックからSO松田のタッチキックで右10mラインまで挽回。アルゼンチンはラインアウトでモールを組み10m力強く前進し、そこから右オープンへBK展開。そして12番チョコバレスがタックルの強い中村に激しくあたって飛ばし、バックアップの松島の内を抜いてゴールポスト右へトライする(ボフェリのGで0-7)。いきなり度肝を抜かれたが、その後はアルゼンチンの攻撃に対し全員の統率の取れたタックルでゲインを切らせない。そして日本陣左22m、アルゼンチンのノックオンによるファーストスクラム。日本FWが力強く押し込みPKを獲得。タッチキックをハーフウェー・ライン左に出し、そのラインアウトから齋藤がハイパントを上げる。キャッチした14番ボフェリがカウンターアタックを仕掛け、日本のタックルを次々外して前進。アルゼンチンのBKは力強く走れるランナーを揃えている。両チーム共にボールを獲得すると思い切った展開攻撃を仕掛けるが、お互い激しいタックルで応酬し、最後はハイボールを蹴ることになるのだが、アルゼンチンはボフェリを中心に高い位置での見事なキャッチを繰り返し、ここで日本との差を見せつける。10分アルゼンチンのアタックに対して堀江ジャッカルでPKを得て、アルゼンチン陣22m右のラインアウトから日本が展開攻撃を図る。中村のポイントから齋藤がラックに背を向けた状態でアルゼンチン・サイドにキックを上げ、それに走り込んだレメキが見事にキャッチして突進しチャンスを作る。ラックから姫野が突進してゴール前中央に迫り、そこから右へ展開したが、松田からリーチへのパスが少し高く、トライチャンスにならない。そしてアルゼンチン陣10m手前右のアルゼンチンボールスクラムから、左展開して蹴ったボールが日本選手にあたりライン際にこぼれる。このボールを再びアルゼンチンBKが日本陣へ蹴り込むが、これをフィフィタが拾ってカウンターアタックをしかけ姫野、リーチと繋ぎ、リーチは鋭く左前に出てDF2人を引き付けてライン際のファカタヴァに見事な浮かしパス。ファカタヴァは持ち前のスピードでバックアップを振り切り、縦にパントを蹴る。このボールが何と手前側に跳ね返り、ファカタヴァは見事にボールをキャッチしDFもかわしインゴールへ飛び込む(松田のGで7-7)。その後、アルゼンチンのアタックに対して、日本は全員で規律を守って確実なDFで止め、相手のキックに対しても冷静な判断で対処する。ところが23分、アルゼンチン1番の突進を受けたラブスカフニの頭が相手の顔をヒットしてしまいイエローカードが出される(バンカーシステムでイエローのままと判定)。このPK(日本陣10m右)をボフェリが狙うが失敗。そしてマテーラが足を痛めアレマノに交替。その後日本はPKタッチのラインアウトからブラインドWTBのフィフィタを突進させゲインラインを突破し、連続攻撃を仕掛ける。何度かラックを連取したのち松田がDGを狙ったがクルメルにチャージされ、後方にこぼれたボールを拾った松島がハイパントを蹴り返した。しかし28分、このハイボールを見事にキャッチしたアルゼンチンFBが激走し、日本のタックルを浴びながらも2番、9番とつないで、最後は左大外を走る11番マテオ・カレーラスにパスが渡る。次元の異なるスピードにレメキ、松島が振り切られインゴールへ飛び込まれた(ボフェリのG失敗で7-12)。スペースを与えて、1度前に走り出したら止めるのは難しいと感じさせるアルゼンチンの見事なアタックである。その後、キックで日本陣22m右へ地域を進めたアルゼンチンは、日本ボールのラインアウトを奪って連続攻撃をしかけ、22m内で日本の反則を誘い、35分ボフェリがPGを決め7-15と引き離す。再開後、ハーフウェー・ライン右の日本ボールスクラムから齋藤、フィフィタ、松島、レメキと振ってラックを作り姫野、堀江が右に突進する。そのラックから齋藤、松田、中村、ライリーと左へ展開し、ライリーはマークを完全に引き付け、左手で左サイドのフィフィタへ完璧なパスを通す。フィフィタは前へ出て左サイドをフォローする松島へのパスダミーでマークを外して快走し、最後は右をフォローしたフリーの齋藤にパスが渡り、インゴールへ飛び込んだ(松田のGで14-15)。この後ハーフタイムとなるが、ボフェリの2度のGK失敗に助けられたことも含め、日本が1点差で食らいつくという上々の前半になった。

 何としても先に点を取りたい後半、太陽光をまともに受ける状態の中、日本のキックオフで始まる。アルゼンチン陣22mライン中央のラックからアルゼンチン9番がハイパントを上げ、松島がハーフウェー・ライン上で落下点に入り、完ぺきなジャンプをしたが、アルゼンチンの大型WTBボフェリが被さるようにその上からボールを確保して8番へ繋ぎ22mラインまで前進する。日本はハイボール処理で完全にやられていた。只、アルゼンチンの連続攻撃に対しては日本も統率の取れたDFラインを引いてタックルを続ける。5番ラバニーニの突進を稲垣、リーチのダブルタックルで止めボールを奪い返すと、連続攻撃で22mラインを超え、姫野の突進でラックを作り、素早く齋藤、松田、リーチとつなぎ、リーチは中村へバックフリップパスを通す。中村はDFラインの出方を読みライリーを飛ばしてラブスカフニにパスをする。詰めたボフェリがワンタッチしたことで(デリバレイト・ノックオンに見えたがレフリーは取らず)、タイミングがずれてトライチャンスは消えるが、再び連続攻撃が始まる。リーチ、姫野、具が突進しボールを確保し続けたが、次にボールを受けた堀江が運悪く孤立してジャッカルをくらった。アルゼンチンはこのPKから自陣10mライン左にタッチキックを蹴り、そのラインアウトを確保し、モールで20m前進。46分フェーズ16の連続攻撃を仕掛けて日本のゴール前に迫り、日本のオフサイドの反則を誘った後、思い切った攻めで切り札マテオ・カレーラスにボールを繋ぎトライ(ボフェリのGで14-22)。日本の猛攻を凌ぎ、攻めに転じた時にはフェーズを重ねてトライまで繋げるアルゼンチンの執念は凄い。48分頑張ってきた稲垣、堀江に替わってミラー、坂手を投入。日本のキックオフ・ボールをアルゼンチンが確保しタッチキックを蹴るが、日本はタッチライン外でキャッチした松島が、即レメキへ投入し攻める。レメキのパスを受けたライリーはDFが出てこないと見るや思い切って縦に突破を図る。アルゼンチンのアンクルタップで抜けきれなかったが、コーネルセンに繋いでラックを作り連続攻撃が始まる。キックも交えてアルゼンチン陣に入り連続攻撃をしかけるが、慌てたアルゼンチンがダイレクトタッチを蹴りアルゼンチン陣22m内右の日本ボールラインアウトとなる。コーネルセンがキャッチして左へ展開し松島がゴール前5mまで突進してラック。日本の連続攻撃にアルゼンチンがたまらず反則を犯し、51分松田が難なくPGを決める(17-22)。ここで日本は大活躍のファカタヴァに替えてワーナーを投入。キックオフ再開後もアルゼンチンのアタックに対して日本は確実にタックルを決め、しばしばアルゼンチンのノックオンを誘う。アルゼンチン陣10mライン中央の日本ボールスクラムから齋藤が持ち出して中村、レメキと繋ぎ大幅にゲイン。そのボールを更に展開し右に左に揺さぶりをかける。10mライン中央のラックでアルゼンチンの反則が宣告され、56分レメキが45mのドロップゴールを決め20-22とアルゼンチンを2点差に追い詰める。しかしキックオフで太陽のまぶしさもあり姫野がノックオン。58分アルゼンチンはこの日本陣22mライン中央のマイボールスクラムを押し込んでペナルティを取った後、右へ展開。CTBがSHへリターンパスをして、その外に走り込んだFBへパス。フリーになったボフェリにパスが渡り楽々トライを挙げた(ボフェリのGで20-29)。日本は左WTBフィフィタが思い切って相手SHに詰めたが、これが相手FBを楽に走らせる結果となったように見えた。アルゼンチンはここで10番カレーラスに替えてサンチェスを投入し試合の締めにかかる。また日本も後半60分松島に替えてナイカブラを投入し勝負に出る。日本のキックオフの後、アルゼンチンにノックオンがあり、アルゼンチン陣22mライン右の日本ボールスクラムで再開。日本はスクラムの後方に構えるナイカブラ、レメキが左サイドに走ってパスをつないだが、レメキの飛ばしパスが乱れ大外で待つフィフィタがタッチに押し出されてしまう。その後日本はスクラムを押し込み、PKを得てタッチキックでアルゼンチンゴール前左7mのラインアウト。日本はジャンプをしないリーチへ投入してモールを組みタッチに押し出されそうになるが辛うじてボールを出し、パスを貰ったフィフィタが強さを発揮してゴール前3mに迫る。このラックで齋藤からパスを受けたワーナーがゴール前1mに迫り、ペナルティをもらった状態で右へ展開。松田がライリーへ飛ばしレメキ、ナイカブラが余った状態となったが、ライリーはパスをせず突進。ボールデッドとなり、先ほどのペナルティへ戻る。日本は得点差を考え65分アルゼンチンゴール前のPKを齋藤がタップ・キックしてリーチへ飛ばしてアルゼンチンゴール前中央でラックを作る。素早く右へ展開して中村から後ろをサポートした松田に渡り、更にレメキを介してフリーのナイカブラへパスが渡った。ナイカブラはアルゼンチンのバックアップ2選手を振り切り右隅へ飛び込んだ。松田が難しいGをねじ込み27-29と再度2点差に追い上げた。しかしDF時には疲れを見せるアルゼンチンの選手たちが、1度攻撃に入ると本当にSWが入ったかのように躍動する。日本アルゼンチンのキックオフ・ボールを確保して松田がハイパントを蹴ったが、このボールを確保したアルゼンチンはエネルギッシュに連続攻撃を開始。日本も規律を守って固いDFを見せるが、68分日本陣ゴール前に迫ったアルゼンチンはペナルティをもらった後、左へ展開しマテオ・カレーラスが中村、ナイカブラのタックルを振り切って、この日3つ目のトライを挙げた(サンチェスのGで27-36)。過去のRWCで2度ベスト4に入っているアルゼンチンの実力と動じないメンタルをまざまざと見せつけられる。後半70分中村に替えて山中を投入し、ラブスカフニに替えてサウマキを投入。場内にはアルゼンチンサポーターの熱狂的な応援歌が響き渡る。アルゼンチンはキックで日本陣に攻め入ろうとするが、途中交代のナイカブラ、山中のフィールディングでの奮闘により有利な状態を作らせない。75分日本は自陣に少し入ったところでペナルティ(ヴァルのノーボール・タックル)を取られ、サンチェスが45mのPGを決めて27-39と引き離された。

 最後まであきらめない日本はキックオフ後、アルゼンチンのハイパントをハーフウェー・ライン付近でナイカブラがジャンプ一番ナイスキャッチ。連続攻撃を再開し、ミラーの突進で前へ出て左へ振り、今度は山中が突っ込んでラックを形成する。ここからパスを受けたワーナーが前進して、コーネルセン、坂手とつないで敵陣10mラインまで前進。そこから右へ展開した日本は、齋藤、松田、山中、ライリーとつないで22mライン右まで迫る。ペナルティをもらった日本は連続攻撃を続けるが攻撃が途切れペナルティキックに戻る。松田は敵陣ゴール前右へタッチキックを蹴り、マイボール・ラインアウト。アルゼンチンに競られて乱れたが、何とかリーチが確保してラック。しかし球出しの直前アルゼンチンFWのプッシュで齋藤が態勢を崩してパスが乱れ、アクシデンタル・オフサイドでアルゼンチンボールのスクラム。日本はここでペナルティを取られ、その後の展開はタックルで凌いだものの、アルゼンチンは80分経過(フルタイム)を確認し、ペナルティキックをタップしてタッチに出しフルタイムとなった。残念ながらベスト8進出をアルゼンチンに譲ったが、日本は厳しい環境の中、良く鍛えて準備し最後まであきらめない姿勢を見せてくれた。ベテランながら頑張り続けたリーチ、堀江、ラブスカフニ、稲垣が見せてくれた執念を忘れることなく、4年後は今回の若手を中心とする新メンバーでベスト8、いやベスト4進出を目指してもらいたいものだ。