テストNo.397 リポビタンDツアー2025 日本代表 vs 南アフリカ代表

令和7年(2025)11月1日 G:オーストラリア代表 R:オーウェン・クロス(アイルランド協会)
日本代表 7-61 南アフリカ代表〇

対戦日2025/11/01 (土) Kick off16:10
競技場Wembley Stadium 観客数--
天候晴れ/無風 グラウンド
状態
良い
ドクター
記録係JRFU広報室
レフリーEoghan Cross (IRFU)sign
アシスタントレフリー

Ben O'Keeffe (NZR)

Adam Leal (RFU)

-

マッチコミッショナーsign
TMOMike Adamson (SRU) / Tual Trainini (FFR)
日本代表
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 小林賢太(181/113/26)
東京サントリーサンゴリアス
FW
2 佐藤健次(177/108/22)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
3 竹内柊平(183/115/27)
東京サントリーサンゴリアス
4 ジャック・コーネルセン(195/110/31)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
5 ワーナー・ディアンズ(201/117/23)
6 ベン・ガンター(195/120/28)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
7 下川甲嗣(188/105/26)
東京サントリーサンゴリアス
8 リーチマイケル(189/113/37)
9 藤原忍(171/76/26)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
HB
10 李承信(176/86/24)
コベルコ神戸スティーラーズ
11 長田智希(179/90/25)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
TB
12 チャーリー・ローレンス(171/90/27)
三菱重工相模原ダイナボアーズ
13 ディラン・ライリー(187/102/28)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
14 石田吉平(167/75/25)
横浜キヤノンイーグルス
15 矢崎由高(180/86/21)
早稲田大学
FB
16 平生翔大(174/103/23)
東京サントリーサンゴリアス
Re.
17 祝原涼介(184/115/29)
横浜キヤノンイーグルス
18 為房慶次朗(180/108/24)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
19 タイラー・ポール(195/111/30)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
20 マキシファウルア(187/112/28)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
21 福田健太(173/83/28)
東京サントリーサンゴリアス
22 サム・グリーン(178/85/31)
静岡ブルーレヴズ
23 ティエナン・コストリー(192/102/25)
コベルコ神戸スティーラーズ

※背番号の白抜きはキャプテン

南アフリカ代表
# Name(cm/kg/Age)
所属
Pos.
1 オックス・ンチェ(176/122/30)
Hollywoodbets Sharks
FW
2 マルコム・マークス(189/117/31)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
3 ザック・ポーセン(189/124/21)
DHL Stormers
4 RG・スナイマン(207/130/30)
Leinster
5 ルード・デヤハー(205/112/32)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
6 シヤ・コリシ(189/103/34)
Hollywoodbets Sharks
7 フランコ・モスタート(198/106/34)
三重ホンダヒート
8 ヤスパー・ヴィーセ(189/120/30)
浦安D-Rocks
9 コーバス・ライナー(175/85/35)
DHL Stormers
HB
10 サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(185/90/23)
DHL Stormers
11 カート=リー・アレンゼ(176/80/29)
Vodacom Bulls
TB
12 ダミアン・デアレンデ(189/106/33)
埼玉パナソニックワイルドナイツ
13 ジェシー・クリエル(186/98/31)
横浜キヤノンイーグルス
14 イーサン・フッカー(194/98/22)
Hollywoodbets Sharks
15 チェスリン・コルビ(171/77/32)
東京サントリーサンゴリアス
FB
16 ヨハン・グロベラー(182/98/27)
Vodacom Bulls
Re.
17 ゲラード・スティーンカンプ(191/126/28)
Vodacom Bulls
18 ウィルコ・ロウ(185/125/31)
Vodacom Bulls
19 ルアン・ノルキヤ(200/114/27)
Vodacom Bulls
20 アンドレ・エスターハイゼン(193/116/31)
Hollywoodbets Sharks
21 クワッガ・スミス(180/100/32)
静岡ブルーレヴズ
22 グラント・ウィリアムズ(174/80/29)
Hollywoodbets Sharks
23 マニー・リボック(180/78/28)
花園近鉄ライナーズ
得点
HomeAway
前半後半前半後半
01 T 35
01 G 25
00 PT 10
00 PG 00
00 DG 00
07 2635
7合計61
反則
PKFKPKFK
100 前半 50
40 後半 61
140 合計 111

Home 交替/入替

種類時間背番号
入替 後半8分 8 → 20
入替 後半22分 7 → 19
入替 後半24分 3 → 18
入替 後半24分 1 → 17
入替 後半25分 9 → 21
入替 後半25分 2 → 16
入替 後半28分 10 → 22

Home 一時交替

時間背番号内容
後半14分 → 試合終了 12 → 23 HIA
後半28分 18 → 3 HIA

Away 交替/入替

種類時間背番号
入替 前半19分 1 → 17
入替 後半5分 2 → 16
入替 後半5分 3 → 18
入替 後半5分 8 → 21
入替 後半5分 6 → 20
入替 後半14分 10 → 23
入替 後半14分 9 → 22
入替 後半28分 5 → 19

Away 一時交替

時間背番号内容
後半31分 → 試合終了 14 → 9 負傷

Home カード/処分

種類時間背番号内容
イエロー 前半36分 3 不当なプレー
イエロー 後半2分 6 危険なプレー

Away カード/処分

種類時間背番号内容

得点経過 前半Kick off : /後半Kick off :

前半チーム名#.Name
4分 南アフリカ代表 6.シヤ・コリシ T 0 - 5
5分 南アフリカ代表 10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル G 0 - 7
13分 南アフリカ代表 10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル T 0 - 12
14分 南アフリカ代表 10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル G 0 - 14
18分 南アフリカ代表 10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル T 0 - 19
19分 南アフリカ代表 10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル Gx 0 - 19
36分 南アフリカ代表 PT 0 - 26
後半チーム名#.Name
7分 南アフリカ代表 18.ウィルコ・ロウ T 0 - 31
8分 南アフリカ代表 10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル G 0 - 33
12分 日本代表 15.矢崎由高 T 5 - 33
後半チーム名#.Name
13分 日本代表 10.李承信 G 7 - 33
18分 南アフリカ代表 11.カート=リー・アレンゼ T 7 - 38
19分 南アフリカ代表 23.マニー・リボック G 7 - 40
23分 南アフリカ代表 20.アンドレ・エスターハイゼン T 7 - 45
24分 南アフリカ代表 23.マニー・リボック G 7 - 47
27分 南アフリカ代表 11.カート=リー・アレンゼ T 7 - 52
28分 南アフリカ代表 23.マニー・リボック G 7 - 54
39分 南アフリカ代表 13.ジェシー・クリエル T 7 - 59
40分 南アフリカ代表 23.マニー・リボック G 7 - 61

<特記事項>
試合記録は日本ラグビーフットボール協会による参考記録
観客数 23,243人


 世界最強の南アフリカ代表とイングランドの地で戦う。RWCを連覇し世界最強と言われる南アフリカ(以降南アと表示)に対し、日本がどこまで通用するのか注目される。観客席には、「2015 Never Again」(2015年の屈辱を決して繰り返さない)のパネルが掲げられる。

 南アのキックオフで試合は始まり開始1分、南アは日本のハイタックルで得たPKのタッチキックで日本ゴール前右6mのラインアウトからモールを組みフィジカルを全面に出してプッシュ。日本FWも一体で耐えるがモール・コラプシングの反則を取られる。南アはタッチキックを蹴り前半4分、再度ラインアウト・モール組み、右にずらして押し込み6番主将のコリシが右隅にトライ(10番ムンゴメズルのGで0-7)。6分、日本は連続攻撃で右オープンに展開し2番佐藤が突っ込むが、南アのカウンター・ラックでターンオーバーされる。8分、日本ボールのファーストスクラムでは何とかボールを確保。10分、南アの反則でPKを得た日本は、李のタッチキックで南ア陣右22mのラインアウトとなるが、これを南アがスティール。セットプレーの獲得率低下は試合運びを難しくする。11分、日本は自陣10mからカウンターアタックを仕掛けるが、1番小林がノットリリースザボールの反則。南アのPKタッチキックで自陣深くまで戻される。南アのブレイクダウンは力強くて速く、集散が遅れるとボールを奪われるか、反則を取られる。反則だと、タッチキックで自陣ゴール前ラインアウトとなり、どんどん厳しくなる。13分、ラインアウト後の南アの落球を拾い、ラックから9番藤原がタッチキックを蹴るがノータッチ。日本陣左10mラインでキャッチしたムンゴメズルが日本ゴール前にハイパント。李が競り合いでボールをこぼし、それを拾ったムンゴメズルが下川のタックルを外してトライ(ムンゴメズルGで0-14)。ハイボール処理でも苦戦する。再開後、リーチがラックサイドを突進するもサポートが遅れペナルティ。18分、南アはマイボールスクラムを押してペナルティ・アドバンテージをもらいBKに展開。日本ゴールに迫りラックを連取し、ムンゴメズルが快足を飛ばしてトライゾーンへ走り抜ける(ムンゴメズルのG失敗で0-19)。19分、南ア最強の1番ヌチェが脚を痛めて退場。25分、日本の超速連続攻撃が始まり、スピードで振り回せば南アも消耗しDFやスティールが甘くなる。PKでタッチキックを蹴り、敵陣ゴール前右7mのマイボール・ラインアウト。佐藤のスローをワーナーがキャッチし、走り込む佐藤にパスが渡りチャンスとなるが、リーチへのパスをインターセプトされトライチャンスを逃す。しかし日本は南アのタッチキックで得た敵陣右10mライン近辺のラインアウトから連続攻撃を仕掛ける。有効な攻撃で南アが疲れ、日本ペースとなり再びPKを獲得。タップ・キックから竹内が突進するもノックフォワード。32分、日本はスクラムからブラインドWTB石田を参加させ左へ展開。FB矢崎が余るも石田からのパスが後ろに流れ落球、チャンスを潰す。33分、南アはハーフウェー・ラインのマイボールスクラムを押し込みPKを獲得。タッチキックで日本陣ゴール前右10mのラインアウトのモールを押し込む。日本はこれを崩しペナルティを取られる。南アはタッチキックで再び日本陣ゴール前右5mのラインアウトとなり、モールをプッシュ。再び日本のモール・コラプシングの判定でペナルティ・トライの宣告(0-26:竹内にイエローカード)それでも日本はあきらめずに攻め、2度のPKから敵陣ゴールに迫るが、ブレイクダウンでスティールされペナルティを取られる。その後の南アの攻撃を凌いで前半終了。

 後半は日本のキックオフで始まり、左サイドの浅めのキックをライリーがキャッチし連続攻撃に入る。フェーズを重ねキックを蹴り合うが、南アがタッチに逃れる。43分、コリシへのハイタックルでガンターにイエローカード。フィジカルで負けないガンターの一時退場は痛い。44分、一時退場から竹内が戻り、日本は14人となる。47分、南アは日本陣左22mラインのラインアウトから6フェーズを重ね、5番デヤハーからパスを受けたムンゴメズルが日本のDFラインを突破。21番クワッガ・スミス、18番ロウとパスが繋がりトライゾーンに飛び込む(ムンゴメズルのGで0-33)。再開後、日本の連続攻撃が始まり、敵陣に入る。52分、日本は竹内、ワーナー、マキシの突進など連続攻撃で南ア・ゴールに迫りペナルティを得ると、15番矢崎がタップ・キックからすきをついてトライゾーンへ飛び込む(李のGで7-33:21歳、最年少矢崎が大物ぶりを発揮)。54分、一時退場のベン・ガンターが戻る。55分、HIAチェックの12番ローレンスに替わり23番コストリーが登場(バックローで10キャップ、今回はWTBで出場)。良い流れで攻撃を続ける日本だが、南アにボールを奪われ、さらに20番マキシのクリエルへのハイタックルでPKを与える。このPKタッチキックで日本陣右ゴール前7mのラインアウトを得た南アは、ガッチリとモールを組み前進して20番エスターハイゼンがトライ。と思われたがTMOチェックの結果、ラインアウトで南アにオブストラクションがありトライは無効となる。58分、日本はPKタッチで自陣10mライン近辺のマイボール・ラインアウトを得るも、南アに奪われる。1フェーズの後、23番リボックのハイパント処理を日本がもたつき、安易なタップパスがこぼれ11番アレンゼに割られ、キャッチされてトライゾーンに飛び込まれる(リボックのGで7-40)。その後も南アの攻勢は続きPKタッチで日本ゴール前左7mのラインアウト。63分、このラインアウトを確保した南アはじわじわゴールに前進し、最後は20番エスターハイゼンがパワーでねじ込みトライ(リボックのGで7-47)。日本は、小林、竹内に替えて17番祝原、18番為房を投入し、66分、佐藤、藤原に替えて16番平生、21番福田を投入(平生は初キャップ獲得)。日本は中盤右のラインアウトから連続攻撃を仕掛け前進を図るが、10数フェーズ目の中央ラックからの左展開で、李が左奥にキック。67分、これをコルビがキャッチしてカウンターアタック。するすると抜け出しキックを上げ、それがフォローしたアレンゼの胸に入る。ゴール前で石田のタックルを受けるも、トライゾーンに滑り込むようにトライ(リボックのGで7-54)。その後、南アはBKも使った全員攻撃を仕掛ける。日本も良く走り、ワーナーは無尽蔵のスタミナによりピンチでスティールを決める。68分、為房のHIAチェックで、竹内が再び戻り、李に替わり22番グリーンを投入。73分、スクラムからマキシがサイドを突くが、孤立し南アのクワッガ・スミスのスティールを食らう(PK)。しばらく双方の攻防が続くが決定的なチャンスは生まれず、このスコアで終わると思われた79分、自陣10mライン手前からのグリーン(日本)のキックを南ア陣10mでキャッチしたリボックがカウンターに出て左で待つアレンゼにパス。アレンゼは快足を飛ばして左サイドを走り抜く。13番クリエルがアレンゼからリターンパスを受け独走しトライ(リボックのGで7-61)。日本も執念を切らせることなくプレーを続ける。日本は福田への肘打ちで得たPKで、南ア陣左22mラインのラインアウトを得るが、またスティールを食らい、タッチに出されてフルタイム。

 この日の大敗の原因は明白だ。1.ラインアウトで安定した確保ができない、2.ブレイクダウンでのスティール頻発、3.ハイボール処理の差、4.相手ボールのスクラムを押されPKを与えることの4点である。あと2年間でそれらの改善を図り、競争の中でメンバーをしぼり、最強の日本代表を編成してRWC2027オーストラリア大会に臨んでもらいたい。可能であるならば、年内の組み合わせ抽選でランキング12位以内に入り、第2グループを確保してもらいたいものだ。