第1回大会は平成5年(1993)にスコットランドで開催され、イングランドが21−17で豪州を下して優勝を飾った。以後4年ごとに開催されている。RWCセブンズ開催以前は、圧倒的に強かったNZ、豪州、7人制王国フィジーの3強時代にヨーロッパ各国がチャレンジするという構図だったが、最近では、サモア、アルゼンチン、ケニアなどが躍進する群雄割拠の戦国時代に突入している。オリンピックの初代チャンピオンはどこか。日本代表の成績はいかに。いよいよセブンズから目を離せない時代が来た。
過去5回のワールドカップセブンズの成績は次のとおりである。
この大会がオリンピックの種目として継続し、自動的に切り替わることをIRBは願っている。
第1回RWCセブンズ | 平成5年(1993)4月16~18日 |
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出場24カ国 スコットランド・エジンバラ | |
優勝:イングランド(1回目) | |
準優勝:豪州、3位:フィジー、アイルランド | |
日本代表の成績:1次予選6チーム4位(2勝3敗)、ボウル優勝(2勝) | |
団長・監督:小藪修、コーチ:河野一郎、主将:吉田義人 | |
第2回RWCセブンズ | 平成9年(1997)3月21~23日 |
出場24カ国 香港・ガバメントスタジアム | |
優勝:フィジー(1回目) | |
準優勝:南アフリカ、3位:西サモア、NZ | |
日本代表の成績:1次予選3チーム3位(2敗)、2次予選3チーム3位(2敗)、ボウル準優勝(2勝1敗) | |
団長:河野一郎 監督:パウロ・ナワル、主将:梶原宏之 | |
第3回RWCセブンズ | 平成13年(2001)1月26~28日 |
出場24カ国 アルゼンチン・マルデルプラタ | |
優勝:NZ(1回目) | |
準優勝:豪州、3位:アルゼンチン、フィジー | |
日本代表の成績:1次予選6チーム4位(3勝2敗)、プレート1回戦敗退(1敗) | |
団長・監督:パウロ・ナワル、コーチ:加藤尋久、主将:岩渕健輔 | |
第4回RWCセブンズ | 平成17年(2005)3月18~20日 |
出場24カ国 香港・ガバメントスタジアム | |
優勝:フィジー(2回目) | |
準優勝:NZ、3位:イングランド、豪州 | |
日本代表の成績:1次予選6チーム3位(3勝2敗)、プレート1回戦敗退(1敗) | |
団長・監督:本城和彦、コーチ:佐野順、髙井明彦、主将:山口智史 | |
第5回RWCセブンズ | 平成21年(2009)3月5~7日 |
出場24カ国 UAE・ドバイ | |
優勝:ウエールズ(1回目) | |
準優勝:アルゼンチン、3位:サモア、ケニア | |
日本代表の成績:1次予選4チーム4位(3敗)、ボウル1回戦敗退(1敗) | |
団長・監督:村田亙、コーチ:岩渕健輔、主将:鈴木貴士 |