女子7人制ラグビー

 
 女子ラグビー日本代表は、香港7人制大会の直前に行われていた10人制ラグビー大会に非公式で参加・出場していたが、平成14年度、正式に日本協会に加盟するとともに、2004年3月のHong Kong Women's Rugby Sevensに出場し、プレートトーナメント[敗者復活戦]で準優勝を果たした。
 その後の女子7人制代表の戦績は下記の通りである。ご承知のとおり平成21年10月9日、IOC総会で平成28年(2016)リオデジャネイロ・オリンピックに男女7人制ラグビーが正式種目に採用され、一躍注目を集めることになった。女子7人制日本代表の実力はアジアでカザフスタンの壁に阻まれ、RWCへの出場が難しいのが現状である。
 アジアの各国、中国、韓国台湾なども女子ラグビーはセブンズに焦点を絞り強化を始めている。日本では小・中学生のタグラグビー大会が急速に進み、びっくりさせられるような選手が見られるようになったことは明るい材料だ。日本協会も全力をあげて素材の発掘と強化に邁進しているが、2016年はもう目の前だ。
「ラグビーをメジャースポーツにする」という日本協会のビジョンを達成するためにも、女子ラグビー選手、役員、関係者、ファン一丸となった普及・強化の推進を願ってやまない。