日本における女子ラグビーの発足は、昭和58年(1983)、組織作りの中心となって活動してきたのは岸田則子氏(現日本協会評議員)であり、昭和59年(1984)に女子の初試合が行われている。1988年(昭和63年)4月に「日本女子ラグビーフットボール連盟」が発足し、そして女子ラグビーの普及・発展のため、1988年11月3日に「第1回全国女子ラグビーフットボール交流大会」が12チームの参加により、駒澤オリンピック公園補助競技場にて開催された。その後、毎年開催され、第2回、第3回は埼玉ローデムパークラグビー場で、そして第4回以降は毎年11月23日の江戸川区陸上競技場で開催されることになった。第25回(2012年)は東・西の予選を勝ち抜いたクラブ代表チームの日本一決定戦として実施された。優勝チームは名古屋レディース(関西・西日本代表)、準優勝は日本体育大学女子ラグビーチーム(関東代表・東日本代表)。第26回(2013年)は日本体育大学ラグビーチームが、昨年の雪辱を果たし優勝。準優勝チームは名古屋レディース。
第26回(2013年)まで続いた、この交流大会は、女子ラグビーが全国的に普及し、オリンピックや女子ラグビーワールドカップへの出場を目指し、全国的な競技力を向上させることを目的に選手権大会に改められた(交流大会の開催回数は引き継がれないことになった)。
2014年11月23日、「第1回全国女子ラグビーフットボール選手権大会」が江戸川区陸上競技場で開催された。第3回大会から開催時期が3月となり、第6回大会から2月開催となっている。
全国女子ラグビーフットボール選手権大会