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概要
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この石人は、前方後円墳である木柑子古墳後円部の主体付近に立てられている。 現況での高さ109cm、肩幅33cm、胸の厚さ23cmで、頭部の一部分と右腕を失っており、短甲を着用した立ち姿と見られる。硬く荒い凝灰岩を使用しており、現在は頭部を地元の人の手により接着してある。腰はくびれ、左の手を腰にあて指の表現も施してあり、6本指のようにも見える。この石人は、古墳時代後期の墳墓守護のためのものと考えられる。 平成9年(1997)9月、県営圃場整備事業に伴う発掘調査により、近くの木柑子高塚古墳から4体の石人と馬具、鉄鏃などが出土した。木柑子石人との関係を知る上でも今後研究の貴重な資料になるものと思われる。同時期の岩戸山古墳(福岡)との関係などにも興味深いものがある。
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