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概要
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書家 城野静軒の書。内容は諸葛孔明の「誡子書(かいししょ)」(諸葛孔明が彼の子供に宛てた戒め)である。
君子之行 静以修身 倹以養徳 非淡泊無以明志 非寧静無以致遠 夫学須静也 才須学也 非学無以廣才 非志無以成学 滔慢則不能励精 険躁則不能理性 年与時馳 意与歳去 遂成枯落 非嘆窮盧 将復何及也 右 諸葛武侯戒子書 安政五季戌午孟冬 城埜充通謹書
【書き下し文】 君子の行ひは、静以て身を修め、倹以て徳を養ふ。 淡泊にあらざれば、以て志を明らかにすることなく、 寧静にあらざれば、以て遠きを致すことなし。 それ学は須く静なるべく、才は須く学ぶべし。 学ぶにあらざれば、以て才を広むるなく、 志あらざれば以て学を成すなし。 滔慢なれば則ち精を励ますこと能はず、 険躁なれば則ち性を理めること能はず。 年は時と与に馳せ、意は歳と与に去り、 遂に枯落を成し、多く世に接せず。 窮盧を悲しみ嘆くも、将た復た何ぞ及ばんや。
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