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概要
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中片地区の初馬売り行事は、300年ほど前から行われてきたと伝わっている。1月14日(旧正月)に行うことも昔からの決まりごとである。家で飼っている牛馬の一年間の無病息災を祈るという意味があり(昔は牛も作られていた)、節分まで家に飾り、その後川に流していた。現在は川に流せないため、柿の木の股に置いて腐らせたり、農作業時に燃やしたりするそうである。大人(原則として参加する子どもの親)が藁で馬の胴体を作り、子どもがその胴体に竹の足を刺して完成させる。参加する子どもは男子で、小学生から中学生まで。馬は一戸に一つが基本で、暗くなってからお盆に馬を載せて子どもたちが各家を売りに回る。馬はお菓子やお金と交換する。集落を回る間に、隠れている大人たちがバケツなどで子どもたちに水をかける。一年間の「清め水・力水」などの意味がある。
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