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解題・説明
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1966(昭和41)年の一次調査において発見されたものです。直径68.6cm、高さ27cm、底部の直径15.4cm、肉厚約1.5cm。内外面共に縄文はありません。口縁部には山形の突起が2個一対で4組あり、波状を呈し、突起には直径2cmの円孔があります。胴部に膨らみやくびれがなく、思いきり外側に反った姿は端正であり、生活用具としてよりも祭事などを想わせるものであります。大変、珍重されるべきものです。 山王舘遺跡は三次にわたって調査されましたが、この浅鉢は土器の製作時期によって1式から10式まで細分化されている大木式土器のうち、8・a・b式の時期のものとされ、縄文中期の遺跡であることが判明しました。住居址と土器が多く出土すると共に、多くの土坑が検出されていますが、集団墓群であるとされています。地表下約1m、直径約1mの竪穴に遺骸と共に小型壺・三角壔立体土製品・三角土製品等を埋納し、その竪穴(土坑)を埋めた上に花崗岩の四角型の石を置き、これを覆うように倒伏した「浅鉢」が土圧により押しつぶされた状態で出土しました。
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