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解題・説明
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本絵図は、「鷲宮神社境内・社殿図」(鷲宮神社文書No.289)同様、鷲宮神社の境内を描いた図である。「鷲宮神社境内絵図」と題し、明治20年(1887)8月の年代を記す。しかし、「廿」の部分が、消されて加筆したような跡があり検討を要する。 絵図には、①各建造物の縦・横の長さ、②鋪石や鳥居など目印となる地点からの長さが詳細に記され、境内地が正確に描かれている。各建造物の配置は、「鷲宮神社境内・社殿図」(鷲宮神社文書No.289)と同様である。社務所が拝殿の南西側にみえるが、明治20年3月28日に、新しい社務所が神楽殿の東側に建立されたことがわかっているので(『史五』754頁)、作成年代はこれ以前に遡る可能性が高い。
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