解題・説明
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①「水戸の七夕まつりに初登場の大名行列が雨と雨の間をぬって下市を練り歩いた。水戸黄門には山本市長、助さんには金沢正安水戸観光協会長、格さんは伊藤建之助水戸商工会議所副会頭という顔ぶれ。水戸黄門のロケにきた月形竜之介の直伝とあってまさに威風堂々……」(『いはらき』昭和三十六年八月五日付)。その年の六月、市役所を訪問して黄門姿になった月形竜之介の扮装がそのまま八月の山本黄門となった。この黄門の道中姿と大名行列がドッキングして、水戸の七夕黄門まつりのメーン行事として、その後毎年続けられている。
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