絽紺地裾暈し単 千鳥・撫子・女郎花文 目次

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概要・解説 吉田家よりご寄贈いただいた着物は全部で九点である。これらの着物は全て、和裁を教えていた包春の妻愛子が仕立て、包春が正倉院文様を描いたものである。「羽二重緑地桔梗文裾模様 正倉院山水絵図密陀絵盆文様(No.48)」は、「密陀絵盆 山水絵図(No.13)」や「密陀絵盆之図屏風(No.21)」と同様に、包春が好んで用いた図柄である。また、「絽紺地裾暈し単 千鳥・撫子・女郎花文(No.45)」には、包春手書きの和歌が鏤められている。
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