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明治6年に公布された土地制度・課税制度の改革のための地租改正条例により、明治8年6月に作られた旧田無市域の地籍図の原点です。一筆ごとの地番・地目・小家・道路・川・水路などが色彩豊かに記録され、その大きさ、緻密さは当時の人々のエネルギーや労苦を今に伝える貴重な文化遺産でもあります。西東京市の文化財に指定されています。 旧田無の地域図3巻と、東久留米市内にあった田無飛地の図1巻と絵図編成に関与した者の奥書1巻の計5巻が軸物として保存されています。 重ね図・並べ図は、現在の地図と比較するために、地域図を合成し部分的に縮尺を変えるなど加工を施しています。そのため、現在の地図と正確に一致させることは難しいことをご承知おきください。

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