新年を迎えると、社寺に初詣する人々の姿が放映される。目的は賽銭を奉納し神仏に祈願や祈願成就のお礼をするためである。ただ心の中で願い事を呟くより絵や文字にして具体的に表現して願ったほうが神仏に伝わるのではという方法として民俗的伝統が絵馬という形で伝わっている。苦しいときの神頼みである。各地の社寺には多くの絵馬が奉納されているが日本独特の風習である。続きを読む
市内には各地の神社に「板絵馬」が奉納されています。その中で、最も数多くの絵馬が奉納されているのが、南今泉の稲生神社で、約90点の絵馬・奉納額が保管されています。稲生神社の板絵馬には、白里地区の地曳網漁を描いた「船出」や「地曳網」の図案のほか明治・大正期の住民の姿を描いた絵柄も多く、非常に貴重なものです。(通常は見学できません。)
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