大網白里市／大網白里市デジタル博物館

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縄文時代

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縄文土器(No．6地点　一本松遺跡出土)

　この土器(どき)は、上の方の文様(もんよう)が特徴的だね。お隣の千葉市の加曽利貝塚(かそりかいづか)で見つかったことから、「加曽利式」って呼ばれている有名な形の土器なんだよ。
　縄文(じょうもん)時代中期(5千年前～4千年前)のもので、関東地方のいろいろな場所で見つかっているから、昔から考古(こうこ)学者が指標(しひょう)(時代の目安)にしているんだって。

データ
種類土器

年代縄文時代中期／5千年前～4千年前

大きさ口径26cm

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「縄文マリン」

　「縄文時代」のアイコン。大網白里でも多く出土している縄文中期の加曽利Ｅ式土器らしきものを抱えている。

弥生・古墳時代

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土師器　5点(No．3地点　新林遺跡出土)

　この土器(どき)は「土師器(はじき)」っていうんだよ。古墳(こふん)時代に作られた土器で、前の時代の弥生(やよい)土器の作り方を引き継(つ)いでいて、主に普段使う道具を作ったんだって。
　この５つの土器は、同じ竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)から出てきたものだから、家族で使っていたものかな？

データ
種類土器

年代古墳時代前期／4世紀頃

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土師器　坩(No．3地点　新林遺跡出土)

　これは古墳時代の土師器(はじき)の坩(かん)だよ。手の平サイズでかわいい形をしているね。
　底の丸い部分は赤く塗(ぬ)られていて、上もところどころ赤く塗(ぬ)られているね。なぜ色を付けて、何に使われていたか、気になるね。
　5世紀のものだから、今の大阪や奈良では大きな前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)が作られていた頃だね。

データ
種類土器

年代古墳時代／5世紀頃

大きさ口径9.6cm、器高8.2cm、底径3.1cm

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「弥生・古墳マリン」

　「弥生時代」「古墳時代」のアイコン。手には近隣地域で出土している方格規矩鏡らしきものを持っている。別名「卑弥呼」マリン。

奈良・平安時代

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墨書土器「山邊万所」(No．10地点　小西平台遺跡出土)

　この土器は、9世紀後半のもので文字が書いてあって不思議だね。よく読んで見ると「山邊万所」って書いてあるよ。この土器(どき)が発掘(はっくつ)された地区は今でも「山邊」(やまべ、やまのべ)というからびっくりだよ。
　「万所(まんどころ)」は今でいう市役所みたいなところだから、平安時代のお役人さんが使っていたのかも。

データ
種類土器

年代 9世紀後半

大きさ口径13.8cm、器高2.3cm

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「奈良・平安マリン」

　「奈良時代」「平安時代」のアイコン。また、歴史時代の「古代」を説明するときに登場することも。
男性の官人の衣装を着て、腰には本市からも出土している蛇尾らしきものが見える。別名「官人」マリン。