県政発祥の地 めぐり

• 発着地点

  大網白里市役所

  距離

  約5.54km

  所要時間

  約85分

  消費カロリー

  227kcal

  旧大網駅を通り、宮谷八幡宮、宮谷県庁跡の本國寺を巡り、市街地に至ると宿場の面影を残した家並みが現れます。そして大正浪漫ただよう旧千葉銀行の建物が見えてきます。

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• 大網白里市役所

  • 0.71km
  • 約11分

  旧大網駅跡

  • 0.2km
  • 約3分

  大網城跡

  • 1.16km
  • 約18分

  宮谷八幡宮

  • 0.21km
  • 約3分

  宮谷県庁跡（本國寺）

  • 0.35km
  • 約5分

  勝の浦甚五郎の墓

  • 1.19km
  • 約19分

  岩佐春治翁頌徳碑

  • 0.82km
  • 約12分

  蓮照寺

  • 0.31km
  • 約5分

  旧千葉銀行大網支店（熱海輪店）

  • 0.59km
  • 約9分

  大網白里市役所

県政発祥の地 めぐり

• 旧大網駅跡

  

  房総東線（現在の外房線）のスイッチバック駅として知られていた大網駅も、複線電化のため昭和47年5月に新駅に移転し、現在は、公園として、また当時使用されていた腕木式信号機が残されています。

  大網駅について
  「大網白里町史」をみる

  大正時代の地図を見る

• 大網城跡

  

  通称「要害山」と呼ばれ、南北に伸びる台地は、明治33年6月鉄道開通のため切断され独立した台地となりました。城跡は、標高約40ｍの丘陵上にあり、自然の要害になっています。大網城は土気城主酒井氏の重臣、板倉氏の居城であったと言われています。

• 宮谷八幡宮

  

  【市指定文化財】
  八幡宮に向かって第１の鳥居を通ると敷石が始まり、参道の両側には桜が続きます。
  急な石段は104段あり登りきると拝殿が現れます。

  拝殿の裏には、三つの社があり中央には八幡大神、右が天照皇大神、左が春日大神でそれぞれ小さな額がかかげられてあり、文字は宮谷県庁初代知事の｢柴山典｣の署名が残っています。左の春日大神は平成25年に修繕しました。

• 宮谷県庁跡（本國寺）

  

  【県指定文化財】
  明治2年2月に安房･上総知県事の管轄地域が宮谷県と命名され、本國寺に宮谷県庁が設置されました。本堂と学寮の六坊を残し、総て県庁に提供されました｡宮谷県の管轄範囲は、上総、安房、常陸の一部を含む地域でした｡明治4年廃藩置県に伴い、安房、上総地域が木更津県として発足し、県庁は木更津へ移転しました。

• 道祖神

  

  道祖神はドウソジンまたはドウロクジンとも呼ばれ、道あるいは旅に関係する神、または、境を守る神とも考えられています。

• 勝の浦甚五郎の墓

  

  勝の浦は、本市内谷出身の力士で、寛保3年（1743）5月8日生まれ、20歳を過ぎてから、和田津海善兵衛の四股名で相撲界に入り、十両八枚目が最高位でした。天明2年（1782）勝の浦甚五郎と改名、翌年40歳で引退、同じ四股名で年寄りになりました。

• 道祖神

  

  道祖神のほかに、五輪塔や宝篋印塔などの一部が集められて安置してあります。

• 岩佐春治翁頌徳碑

  

  「千葉県の消防の父」と呼ばれた岩佐春治は、明治2年9月、大網宿竹の下に生まれ、明治40年3月から23年間にわたり大網消防組頭を勤め、大網消防組を名実ともに県下一の消防組に育て上げました。「消防組員はたとえ身を法被（はっぴ）に包むとも精神は常に崇高なる紳士たらざるべからず」の名言を現代にのこしました。

  岩佐春治について
  「大網白里町史」をみる

• 蓮照寺

  

  蓮照寺は、上総十ヶ寺の一つです。天文13年（1544）、大伽藍を営み宝珠山蓮照寺と称しました。天正19年（1591）徳川家康から寺領10石を賜っています。

  三浦監物重成

  三浦監物重成については、その出自や経歴が必ずしも明らかではありません。蓮照寺には、供養塔が建てられています。

• 旧千葉銀行大網支店（熱海輪店）

  

  【国登録有形文化財】
  大正10年頃に建築され、昭和45年まで千葉銀行大網支店として使用されていました｡今も、タイル張りの外観で、骨格は大正時代の形をとどめています｡建築当時には、モルタル塗りに目地を付け石造りに見せる当時の商業建設特有の様式だったようです｡屋上に半円状の装飾をもち、窓は上下開きで、建設当時の雰囲気をのこす建物です。(現在店舗として使用)