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解説
4.背割りの溝(池田町と本町の間ほか八幡町の西側集落の間)
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八幡町の西側はもともと湿地で水はけが悪いところで、地下水も飲料水には適していませんでした。そのため、上下水道が早くから整備されました。上水道は、地下に鈴鹿山系の伏流水が流れる町の東側に井戸を掘り、竹筒の地下水路で西側の各家に水を送った「古式水道」が、下水道は、通りの向かい合わせがひとつの町となる「両側町」だったこともあり、隣町の境目にあたる家の裏側に溝を掘り、なだらかな勾配で生活排水が八幡堀に流れでる「背割りの溝」が設置されました。