目次
/
解説
7.瓶割山城跡(かめわりやまじょうあと)
一覧に戻る
目録
瓶割山(長光寺山)に位置する城郭遺跡。応仁・文明の乱と近江守護六角氏の家督争いにより、応仁2年(1468)、六角政堯(まさたか)によって築かれた。
元亀元年(1570)、織田信長の近江侵攻の際、家臣である柴田勝家が同城に配された。六角氏に城を包囲された勝家は、城の中に備えた水瓶を割って士気を鼓舞し、戦いに勝利を収めたという故事がある。城の名前はこの故事に由来し、勝家はこの戦いの後、「瓶割柴田」の異名をとったといわれている。