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目録ID mp240070-200040
タイトル 瓶割山城跡
タイトル読み カメワリヤマジョウアト
数量 1枚
テキストの言語コード 日本語
解題・説明 瓶割山(長光寺山)に位置する城郭遺跡。応仁・文明の乱と近江守護六角氏の家督争いにより、応仁2年(1468)、六角政堯(まさたか)によって築かれた。
元亀元年(1570)、織田信長の近江侵攻の際、家臣である柴田勝家が同城に配された。六角氏に城を包囲された勝家は、城の中に備えた水瓶を割って士気を鼓舞し、戦いに勝利を収めたという故事がある。城の名前はこの故事に由来し、勝家はこの戦いの後、「瓶割柴田」の異名をとったといわれている。
解説文(かいせつぶん) 応仁(おうにん)2年(1468)、六角政堯(ろっかくまさたか)によって築(きず)かれました。
元亀(げんき)元年(1570)、柴田勝家(しばたかついえ)が六角義賢(ろっかくよしたか)に包囲(ほうい)された時、城内(じょうない)は食料(しょくりょう)や水が欠乏(けつぼう)して、これ以上の戦(たたか)いは不可能(ふかのう)となりました。勝家(かついえ)は、城兵(じょうへい)に水瓶(みずがめ)の水を飲(の)ませた後、その瓶(かめ)を割(わ)って兵(へい)の士気(しき)を鼓舞(こぶ)して戦(たたか)い、大勝(たいしょう)したことに由来(ゆらい)して、瓶割山城(かめわりやまじょう)といわれています。
資料所蔵機関の名称 近江八幡市立近江八幡図書館
カテゴリ区分 遺跡
資料種別 写真
その他関連ページ 中山道と武佐宿
近江八幡まち探検 ぞうさんも歩(ある)いた「中山道(なかせんどう)」
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