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解説
37.観音正寺(かんのんしょうじ)
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西国三十三所観音霊場のひとつで、第三十二番札所。聖徳太子が人魚の願いを聞き、伽藍を建て、太子自らが千手観音像を刻み本尊とし、菩提を弔ったのが始まりとされている。中世を通じ佐々木六角氏の庇護をうけたが、16世紀後半に兵火で観音寺城とともに焼失した。正保年間に本殿が再興されたが平成5年に再び焼失。現在の本堂は平成16年に建立されたものである。