40件

1955年フランス留学から帰るとき、加藤は、マルセイユから神戸まで、一か月半をかけた船旅を選んだ。ゆく先々の港を通過しながら、加藤は「アジアは一つではない」ことを実感すると同時に、アジアを見たいという欲求を高めた。アジアを見る機会は1958年にやってきた。第1回アジア・アフリカ作家会議(第2回アジア作家会議ともいう)がウズベキスタンのタシュケントで開かれ、その準備委員として現地に赴いた。そして作家会議が終わると、ヨーロッパに回り、アフリカに足を伸ばし、インドに渡った。本ノートはそのときに採られた。手帳に綴られており、日記帳と見たもの聞いたものを書き留めたメモ帳とを兼ねている。アジアで見たこと、考えたことも綴られている。

/ 4ページ
タシュケント1958 加藤周一 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】NOV. 1958 加藤周一 / 1958年 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】DEC. 加藤周一 / 1958年 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】JAN. 1959 加藤周一 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】〔住所録〕 加藤周一 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】〔作家と作品リスト〕 加藤周一 / 1958年 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】Documents de la Revue des deux Mondes 加藤周一 / 1958年 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】〔住所メモ〕 加藤周一 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】Vienna 2- 11- 58 Amerikanische moderne Dramen 加藤周一 / 1958年11月2日 文書・記録 / 手稿ノート
【タシュケント1958】Amerikanische Erscheininger 加藤周一 文書・記録 / 手稿ノート
/ 4ページ