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解題・説明
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『幻想薔薇都市』は1971年12月から72年12月にかけて、新潮社の宣伝誌『波』に掲載された小説の題名である。14回の連載のうち、ひとつを除いて同名の単行本として刊行された(新潮社、1973)。本ファイルにはその創作ノートが収められる。加藤が訪れたことがある13の都市を背景に、それぞれの都市とかかわりのある主題を設けられた幻想的小説集である。しかも各作品はそれぞれ趣向を異にして、歌物語あり、戯曲あり、ポルノ小説あり、童話あり、パロディ小説あり、書簡体小説あり……加藤の多才ぶりが読みとれる。加藤の採ったノートのほとんどはルーズリーフ型ノートだが、これは珍しく冊子型ノートであり、使用言語は大半が英語、少しの日本語である。
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