機関トップ
資料グループ
テキスト一覧
年表一覧
キーワード一覧
さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
トップページ
資料グループ選択
全短歌(10791首)(資料グループ)
風塵(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku011013
タイトル. 版. 巻次
風塵
タイトル. 版. 巻次(カナ)
タイトル. 版. 巻次(ローマ字)
タイトル関連
形成
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
欧文タイトル
タイトルに関する注記
編著者
編著者(カナ)
編著者(ローマ字)
出版者
出版者(カナ)
出版者(ローマ字)
出版年
出版年終
数量
形状
大きさ
大きさ(縦)
大きさ(横)
材質
形態に関する注記
保存状況
縮尺
その他の注記
言語
日本語
ISBN
ISSN
件名
件名(カナ)
件名(ローマ字)
地名件名
地名件名(カナ)
地名件名(ローマ字)
人名件名
人名件名(カナ)
人名件名(ローマ字)
内容年
内容年終
内容細目
内容細目(カナ)
内容細目(ローマ字)
解題・説明
解題・説明(英語)
来歴
来歴(英語)
所蔵機関
原資料の所在地
資料番号
管理記号
カテゴリ区分
図書
資料種別
資料分類(大分類)
資料分類(中分類)
資料分類(小分類)
文化財情報
manifest.jsonへのURL
参照データ
関連ページURL
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
/ 11652ページ
関連目録
形成
風塵
助成金も削られたりと言ふを聞く「子供守る会」の記事取りに来て
子供会を終へて幼な等帰りゆけばただ静かなリ庫裏の君が部屋
基地の近きことにも触れつつ子供会を守り抜かむと語る君若し
わが知らぬ読者より励まし来し手紙校正を終へたる夕べに読めり
交叉路を越え来し女工員の隊列より今し湧き起るザ・バイカル湖の唄
内側に踏み入るを避けて語らへばかたみに寂し君も独り身
読みさしの聖書ロマ書の一章を今日来し妹も母も見つらむ
息詰めて向ひ風に堪ふる姿勢とも人を疎みてこもる日続く
既に無理はきかぬ年齢と思ふ身にたはやすく人は離別を勧む
藤浪も美し来よと便りくれし奈良の教へ子を一日思へり
夢の中に鳴り続けゐし竪琴の音か夜半覚めて雨だれを聞く
一角より崩しゆく外なき仕事画家に会ふべく足袋をはき替ふ
香水の瓶を入れおくオルゴール今朝も鳴らしつつ身繕ひなす
意識してかたみに避くる語彙をもちバスゆるる時気弱く笑ふ
合はせねば合はぬ歩調の寂しきに声はげましてもの言はむとす
ガードこえて速度ましたる夜の電車飜意促す声なほ追ひ来
小心を言はれゐる君酔ひゆきて仮面の紳士とみづからを謂ふ
あらはなる寓意をうとみ帰り来て帯ときたたむ膝冷えながら
ナビゲーション リンクのスキップ
形成
風塵
助成金も削られたりと言ふを聞く「子供守る会」の記事取りに来て
子供会を終へて幼な等帰りゆけばただ静かなリ庫裏の君が部屋
基地の近きことにも触れつつ子供会を守り抜かむと語る君若し
わが知らぬ読者より励まし来し手紙校正を終へたる夕べに読めり
交叉路を越え来し女工員の隊列より今し湧き起るザ・バイカル湖の唄
内側に踏み入るを避けて語らへばかたみに寂し君も独り身
読みさしの聖書ロマ書の一章を今日来し妹も母も見つらむ
息詰めて向ひ風に堪ふる姿勢とも人を疎みてこもる日続く
既に無理はきかぬ年齢と思ふ身にたはやすく人は離別を勧む
藤浪も美し来よと便りくれし奈良の教へ子を一日思へり
夢の中に鳴り続けゐし竪琴の音か夜半覚めて雨だれを聞く
一角より崩しゆく外なき仕事画家に会ふべく足袋をはき替ふ
香水の瓶を入れおくオルゴール今朝も鳴らしつつ身繕ひなす
意識してかたみに避くる語彙をもちバスゆるる時気弱く笑ふ
合はせねば合はぬ歩調の寂しきに声はげましてもの言はむとす
ガードこえて速度ましたる夜の電車飜意促す声なほ追ひ来
小心を言はれゐる君酔ひゆきて仮面の紳士とみづからを謂ふ
あらはなる寓意をうとみ帰り来て帯ときたたむ膝冷えながら