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さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
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全短歌(10791首)(資料グループ)
経緯(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku011027
タイトル. 版. 巻次
経緯
タイトル. 版. 巻次(カナ)
タイトル. 版. 巻次(ローマ字)
タイトル関連
形成
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
欧文タイトル
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編著者
編著者(カナ)
編著者(ローマ字)
出版者
出版者(カナ)
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出版年終
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言語
日本語
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件名(カナ)
件名(ローマ字)
地名件名
地名件名(カナ)
地名件名(ローマ字)
人名件名
人名件名(カナ)
人名件名(ローマ字)
内容年
内容年終
内容細目
内容細目(カナ)
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解題・説明(英語)
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来歴(英語)
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DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
/ 11652ページ
関連目録
形成
経緯
算盤をおきゐたる小女身軽に立ち来て騰写終へしわれらに茶をいれくるる
扇風機を備へつけたれば炊事婦君もこの夏は幾らか働きよからむ
飯盒の噴きたるを機に宿直の同僚の饒舌よりのがれて帰る
学問する程女は不幸になるといふ論に反撥しつつ寂しくなりぬ
傷つけ合ふを避けて帰らむ孤独の深みにて吐くかたみの言葉
わが教へ子が夫の教へ子に嫁ぐ知らせ届きぬ夫の帰らぬ家に
何もかも見抜きていまさむ元気を出せと最後に言ひて電話切り給ふ
なまなかの批判には屈せずなりて来て悲しみは不意に内より湧き来
雨の音聴きつつ夜半を目覚めゐて濡れて光りゐむ木膚を思ふ
諧調を求むるこころ夜更けてヴィオリンの絃引き緊めてゆく
刹那々々に生くる狂喜もわが知らず流浪者の唄弾きつつ寂し
アンダルシアの野とも岩手の野とも知れずジプシーは彷徨ひゆけりわが夢に
夢さめて胸ははづめり何に追はれて駈けゐしかと闇に目あきて思ふ
み手の線美しとのみ見ゐし月光像いま仰ぎなば涙あふれむ
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形成
経緯
算盤をおきゐたる小女身軽に立ち来て騰写終へしわれらに茶をいれくるる
扇風機を備へつけたれば炊事婦君もこの夏は幾らか働きよからむ
飯盒の噴きたるを機に宿直の同僚の饒舌よりのがれて帰る
学問する程女は不幸になるといふ論に反撥しつつ寂しくなりぬ
傷つけ合ふを避けて帰らむ孤独の深みにて吐くかたみの言葉
わが教へ子が夫の教へ子に嫁ぐ知らせ届きぬ夫の帰らぬ家に
何もかも見抜きていまさむ元気を出せと最後に言ひて電話切り給ふ
なまなかの批判には屈せずなりて来て悲しみは不意に内より湧き来
雨の音聴きつつ夜半を目覚めゐて濡れて光りゐむ木膚を思ふ
諧調を求むるこころ夜更けてヴィオリンの絃引き緊めてゆく
刹那々々に生くる狂喜もわが知らず流浪者の唄弾きつつ寂し
アンダルシアの野とも岩手の野とも知れずジプシーは彷徨ひゆけりわが夢に
夢さめて胸ははづめり何に追はれて駈けゐしかと闇に目あきて思ふ
み手の線美しとのみ見ゐし月光像いま仰ぎなば涙あふれむ