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さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
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全短歌(10791首)(資料グループ)
秋深む(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku011030
タイトル. 版. 巻次
秋深む
タイトル. 版. 巻次(カナ)
タイトル. 版. 巻次(ローマ字)
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形成
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タイトル関連(ローマ字)
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デジタル化の経緯に関する注記
/ 11652ページ
関連目録
形成
秋深む
妹の届けくれし木犀匂ふ部屋仮名習はむと墨をすりゆく
今は誰にも見することなきわが素顔霧笛は鳴れり夜の海原に
身代りに何を沈めて戻るべきいどむ如く来る夜の満ち潮
わが中の脆き一面を怖るるに近よりて不意に君は肩をたたく
乱されぬ理路を信じて生き得るや髪とかしつつ朝より疲る
不満の種をつねに探しゐるごとき君語り終るを待ちつつ寂し
寂しくてかけし電話と知る君か陶芸展の切符送りくれたり
今朝は職場に帰りゆくわれに柚子匂ふ朝餉を母はしつらひくるる
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形成
秋深む
妹の届けくれし木犀匂ふ部屋仮名習はむと墨をすりゆく
今は誰にも見することなきわが素顔霧笛は鳴れり夜の海原に
身代りに何を沈めて戻るべきいどむ如く来る夜の満ち潮
わが中の脆き一面を怖るるに近よりて不意に君は肩をたたく
乱されぬ理路を信じて生き得るや髪とかしつつ朝より疲る
不満の種をつねに探しゐるごとき君語り終るを待ちつつ寂し
寂しくてかけし電話と知る君か陶芸展の切符送りくれたり
今朝は職場に帰りゆくわれに柚子匂ふ朝餉を母はしつらひくるる