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さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
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全短歌(10791首)(資料グループ)
冬の傷あと(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku011081
タイトル. 版. 巻次
冬の傷あと
タイトル. 版. 巻次(カナ)
タイトル. 版. 巻次(ローマ字)
タイトル関連
形成
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
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編著者(カナ)
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地名件名(カナ)
地名件名(ローマ字)
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人名件名(カナ)
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内容年
内容年終
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内容細目(カナ)
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既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
/ 11652ページ
関連目録
形成
冬の傷あと
ユツカ蘭の葉に刺されし手夜に入りて遠き記憶と重り疼く
風邪癒えて頭痛かすかに残る日々噂の中のわれのみはばたく
リヤカーを呼びとめたれば少年は地に筆算して柿売りゆけり
鉄塔の根もとを蔽ふ草枯れて工区へ渡る橋現はれぬ
ビルの影となりし広場を人よぎり救急箱の白きを運ぶ
まどかなる埴輪の顔を棚に置きとげとげと過ごしゐる身を嗤ふ
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形成
冬の傷あと
ユツカ蘭の葉に刺されし手夜に入りて遠き記憶と重り疼く
風邪癒えて頭痛かすかに残る日々噂の中のわれのみはばたく
リヤカーを呼びとめたれば少年は地に筆算して柿売りゆけり
鉄塔の根もとを蔽ふ草枯れて工区へ渡る橋現はれぬ
ビルの影となりし広場を人よぎり救急箱の白きを運ぶ
まどかなる埴輪の顔を棚に置きとげとげと過ごしゐる身を嗤ふ