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さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
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全短歌(10791首)(資料グループ)
古代の石鏃(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku012004
タイトル. 版. 巻次
古代の石鏃
タイトル. 版. 巻次(カナ)
タイトル. 版. 巻次(ローマ字)
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/ 11652ページ
関連目録
短歌
古代の石鏃
海よりの反射まばゆき部屋に覺め晦冥に戻るごとく起き出づ
手に重き埴輪の馬の耳ひとつ片耳の馬はいづくにをらむ
小琴彈くおよび傷める埴輪据ゑひそかに樂をよみがへらしむ
瑠璃いろの勾玉を掌にまろがして裳裾吹かるる思ひにゐたり
少年の秘めもつ石鏃出土地を記せるカードの文字もをさなし
復原を終へし繩文の坏ささげ古代の酒は充たすよしなし
石を磨りて石鏃作りゐし少年らやにはに獣逐ふ眞似したり
笑ふ埴輪と泣く埴輪ならびよるべなし不意に窓より海の匂ひす
風出づる氣配に波の秀が燿れば蒐めし貝を措きて起ちゆく
距れば性もわかたぬ土偶にてうながす聲のもはや聽かれず
ぬけがらを置きて翔びたつすべなきに洗ひし髪のたちまち乾く
醒めてゆくこころさながらまもりつつながき葵の花どきも過ぐ
足り易きこころみづから寂しみて沼のほとりを朝々かよふ
ささくれて光りゐし水凪ぎゆけばうす絹のごとき波紋を浮かす
移り來し部屋にかかぐる月光像いくばくか變へてゆかむくらしも
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短歌
古代の石鏃
海よりの反射まばゆき部屋に覺め晦冥に戻るごとく起き出づ
手に重き埴輪の馬の耳ひとつ片耳の馬はいづくにをらむ
小琴彈くおよび傷める埴輪据ゑひそかに樂をよみがへらしむ
瑠璃いろの勾玉を掌にまろがして裳裾吹かるる思ひにゐたり
少年の秘めもつ石鏃出土地を記せるカードの文字もをさなし
復原を終へし繩文の坏ささげ古代の酒は充たすよしなし
石を磨りて石鏃作りゐし少年らやにはに獣逐ふ眞似したり
笑ふ埴輪と泣く埴輪ならびよるべなし不意に窓より海の匂ひす
風出づる氣配に波の秀が燿れば蒐めし貝を措きて起ちゆく
距れば性もわかたぬ土偶にてうながす聲のもはや聽かれず
ぬけがらを置きて翔びたつすべなきに洗ひし髪のたちまち乾く
醒めてゆくこころさながらまもりつつながき葵の花どきも過ぐ
足り易きこころみづから寂しみて沼のほとりを朝々かよふ
ささくれて光りゐし水凪ぎゆけばうす絹のごとき波紋を浮かす
移り來し部屋にかかぐる月光像いくばくか變へてゆかむくらしも