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さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
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全短歌(10791首)(資料グループ)
象牙の花(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku012043
タイトル. 版. 巻次
象牙の花
タイトル. 版. 巻次(カナ)
タイトル. 版. 巻次(ローマ字)
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短歌
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/ 11652ページ
関連目録
短歌
象牙の花
ひとりごとにわれみづからを励まして夜にわたらむ会に出でゆく
二階より見おろしをれば降りやまぬ雨と噴水の音とまぎらはし
霊柩車を先立ててゆくバスのなか不意に時刻を問ひし人あり
牝鶏の数羽の声の庭にしてこころやさしくなりゐるごとし
さまざまに範囲ひろげて言ふ聞けばやましきことを持つはすさまじ
拇印押して朱の色の濃きに驚きぬ被害届といへり書類に
能登びとの声を電話に聞ける夜の夢にさわだつ冬のうしほは
山国に育ちて海を知らざりき少女のころよりあくがれ易し
銘柄は甲斐路と言へりあたたかき籾殻をほぐして葡萄を掬ふ
公職を去りて一年使はなくなれる名刺の箱のまま出づ
象牙の花を襟に飾りていまししが喪の家の昼はしづかなりけり
ひろがりてくねれる枝を生けあぐみ黄菊幾粒こぼしてしまふ
ストーブを消して寝ねむに金印の出でたる島の名も忘れゐる
戦争のくり返さるる詮なけれビショップの環など立つ日のあるな
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短歌
象牙の花
ひとりごとにわれみづからを励まして夜にわたらむ会に出でゆく
二階より見おろしをれば降りやまぬ雨と噴水の音とまぎらはし
霊柩車を先立ててゆくバスのなか不意に時刻を問ひし人あり
牝鶏の数羽の声の庭にしてこころやさしくなりゐるごとし
さまざまに範囲ひろげて言ふ聞けばやましきことを持つはすさまじ
拇印押して朱の色の濃きに驚きぬ被害届といへり書類に
能登びとの声を電話に聞ける夜の夢にさわだつ冬のうしほは
山国に育ちて海を知らざりき少女のころよりあくがれ易し
銘柄は甲斐路と言へりあたたかき籾殻をほぐして葡萄を掬ふ
公職を去りて一年使はなくなれる名刺の箱のまま出づ
象牙の花を襟に飾りていまししが喪の家の昼はしづかなりけり
ひろがりてくねれる枝を生けあぐみ黄菊幾粒こぼしてしまふ
ストーブを消して寝ねむに金印の出でたる島の名も忘れゐる
戦争のくり返さるる詮なけれビショップの環など立つ日のあるな