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さいたま市立大宮図書館/おおみやデジタル文学館 ―歌人・大西民子―
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全短歌(10791首)(資料グループ)
サブリナの靴(目録)
/ 11652ページ
目録ID
ku016003
タイトル.巻号
サブリナの靴
タイトル.巻号(カナ)
タイトル.巻号(ローマ字)
タイトル関連
短歌新聞
タイトル関連(カナ)
タイトル関連(ローマ字)
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編著者(カナ)
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地名件名
地名件名(カナ)
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/ 11652ページ
関連目録
短歌新聞
サブリナの靴
手袋に十指収めて帰らむにチユールに透けて光るマニキユア
道幅を覆ひてビルの影深し全きわれの歩むにあらず
花火のごときアガパンサスも過ぎむとしおもたき雨の日もすがら降る
つぶやきのふとよみがへりピタゴラスの定理といふを今に記憶す
亡き父の象牙の骰子をつね持ちて惑ひ絶ゆるといふこともなし
何事かありて駆けゆく犬に会ひ道はふたたびひるがほの坂
焼き場などあると聞かねど野の果てを吹きちぎられて煙飛ぶ見ゆ
目薬をさしてしばらく眼閉づまぼろしばかり見つつ過ぎむか
サブリナの靴履くこともなく置きてをりをりさびし妹の唄
花のあとしげみ深めて柘植のあり賑はふこともなき門先に
杭抜きし跡のくぼみのくれぐれに光りつつ水のたまれるも知る
混信し切れたる電話思はざる呪縛となりて暑き日のくれ
身を防ぐ偽りのみは許されよ岬のかげとなりゆく港
錫いろにくれゆく空を遠ざかり生きて還らむ鳩と思はず
珈琲も断ちて癒えゆく日を待つに不意のごとくに咲く合歓の花
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短歌新聞
サブリナの靴
手袋に十指収めて帰らむにチユールに透けて光るマニキユア
道幅を覆ひてビルの影深し全きわれの歩むにあらず
花火のごときアガパンサスも過ぎむとしおもたき雨の日もすがら降る
つぶやきのふとよみがへりピタゴラスの定理といふを今に記憶す
亡き父の象牙の骰子をつね持ちて惑ひ絶ゆるといふこともなし
何事かありて駆けゆく犬に会ひ道はふたたびひるがほの坂
焼き場などあると聞かねど野の果てを吹きちぎられて煙飛ぶ見ゆ
目薬をさしてしばらく眼閉づまぼろしばかり見つつ過ぎむか
サブリナの靴履くこともなく置きてをりをりさびし妹の唄
花のあとしげみ深めて柘植のあり賑はふこともなき門先に
杭抜きし跡のくぼみのくれぐれに光りつつ水のたまれるも知る
混信し切れたる電話思はざる呪縛となりて暑き日のくれ
身を防ぐ偽りのみは許されよ岬のかげとなりゆく港
錫いろにくれゆく空を遠ざかり生きて還らむ鳩と思はず
珈琲も断ちて癒えゆく日を待つに不意のごとくに咲く合歓の花