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第一編 人物誌
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第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(四五)日栖
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日栖
は
中道院
と號し、【
成就寺
第七世】堺
成就寺
の第七世、(堺史料類纂)京都本圀寺の第十五世である。花山院家の猶子となり、本圀寺の主職を嗣ぎ、寺務を執ること四年にして退任した。曾て菅公の靈像を獲、小出秀政祠堂を造り、之を寄附した。其用材は
豐臣秀吉
の贈つたもので、朝鮮木であると傳へられてゐる。天正十一年四月五日遷化した。(本化別頭佛祖統記)【著作】著作に
本迹問答
鈔三卷、指要鈔祕決二卷がある。(日宗著述目錄)