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(九五)三二

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 三二は堺甲斐町の薪屋で、(茶湯古事談)紹鷗茶湯を學び、精勵怠るところがなかつた。【創意の風爐】曾て四方なる太平瓦を硏精して風爐を据え、紹鷗を招請して意匠を賞せられた逸話がある。(和泉草三、茶人系傳全集、茶湯古事談)