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第一編 人物誌
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第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(一一〇)油屋常悅
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油屋常悅
は堺の人、
利休
の門人である。御物名物記に、舜擧筆芙蓉の繪、堺
油屋常悅
にありと云ひ、又同書に、【
油屋肩衝
】昔
油屋肩衝
といふ茶入あり、常悅之を所持したが今は土井遠江守にあると云つてゐる。(數寄者名匠集)慶長年間に歿した。(
妙國寺
過去帳)