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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(三五)小松忠盈
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小松忠盈
は
又七郞
と稱した。【紀州藩出士】堺の人、歳四十始めて紀州藩に仕へ、其堺の藩邸に出入すること十餘年、職を奉じて勤勉、七囘の褒賞を得た。
天保
六年擢んでられて騎士となり、翌七年九月二十日享年五十六歳を以て歿した。【墓所】
本源院
に葬り法號を德功院有學宗隣居士といふ。男米之助其職を襲いだ。(墓誌)