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目次
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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(二〇八)古家梅山
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【古家氏十四世】古家梅山通稱太郞兵衞、名は殷好、字は
世昌
、先代太郞兵衞の四男で、古家氏の第十四世である。(墓誌)沙界人名錄の序文を作つた。(沙界人名錄)【人と爲り】人と爲り閑雅詩書及び俳歌を善くし、最も
茶湯
を嗜んだ。【墓所】慶應元年八月十二日、享年四十一歳を以て歿し、
海會寺
に葬つた。法號を釋聞信といふ。(墓誌)