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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(二三七)三甁信菴
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【堺の書家】
三甁信菴
字は鍉藏、堺の書家、天神
常樂寺
(現
菅原神社
)の傍に卜居して、門下を教授した。書を需むるもの、終日其邸に集り、一時の盛名を博した。(
小山堂詩鈔
上)【墓所】後大阪に移居し、安政二年八月二十五日卒去、谷町八丁目重願寺に葬つた。(墓記)