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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(二五二)高瀧似仙
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【堺の俳人】
高瀧似仙
始めは山崎氏と稱した。通稱
正左衞門
、名は
安之
、薙髮して似仙と改め、又
自益翁
と稱した。【大阪に住す】堺の俳人で後大阪江戸堀竹屋町に住した。【師門】始め鷄冠井令德の門人であつたが、後西山宗因の門に轉じた。【著書】著書に
落花集
、
犬ざくら
、
兩吟千句
、
濡がらす
等がある。歿年、世壽共に詳かでない。(誹家大系圖)