ビューア該当ページ
目次
/
第一編 人物誌
/
第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(二八四)一節道清
406 ~ 406 / 897ページ
【鼓胴の工匠】
一節道清
は鼓の胴師である。塗胴は鳴り劣るとて、道清の作品は、塗ることを止めて木地を用ひた。世人其氏を銘に呼んで、【
一節胴
】
一節胴
と稱し、之を賞玩したといふ。(
堺鑑
下、
全堺詳志
卷之下)