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(二八四)一節道清

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 【鼓胴の工匠】一節道清は鼓の胴師である。塗胴は鳴り劣るとて、道清の作品は、塗ることを止めて木地を用ひた。世人其氏を銘に呼んで、【一節胴一節胴と稱し、之を賞玩したといふ。(堺鑑下、全堺詳志卷之下)