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第一編 人物誌
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第四章 整頓期(明治維新以後)
(二七)越尾子和
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越尾子和
諱は
雍
、
眞平
と稱し、
鳥山
と號した。【河内島泉村の人】
天保
三年十月河内丹北郡島泉村に生れ、後堺に移住した。【醫業】醫を業とし、【餘技】兼て繪畫と彫刻とを善くし、其他の諸技にも通じた。人と爲り、坦懷、和易、交友頗る易きものがあつた。明治十七年四月十八日享年五十三歳卒去、【墓所】
本源院
に葬つた。長男龜太郞其家を嗣いだ。(墓誌)