ビューア該当ページ
目次
/
第三編 名蹟誌
/
第三章 史蹟名勝
/
第三節 史蹟(三)(特に個人屋敷址)
(二)岡田爲恭潛匿址
850 ~ 850 / 897ページ
【二箇所】幕末
岡田爲恭
が浪士に追はれて堺に潛匿した遺址は二箇所ある。一は湊の
安樂院
、二は市之町
間中惣兵衞
の邸であつた。【
安樂院
址】
安樂院
は今の東湊町
船待神社
の
神宮寺
で、同社境内にあつたが、明治維新の際取拂はれた。(三上嘉一氏談)【間中屋敷址】
間中惣兵衞
の邸は市之町西一丁堺警察署の南隣同町二番地鈴木友二郞氏住宅に當ると云はれてゐる。(友淵楠麿氏談)