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目次
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第一編 札幌の自然史
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第一章 地形の特性
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第四節 北部の平野
花畔砂堤列地帯
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石狩海岸砂丘
と
紅葉山砂丘
の間にあり、幅五~六キロメートル、長さ二〇キロメートルにおよんでいる。現在では、
石狩湾新港
地域開発計画が進められており昔日の面影は失われているが、この地帯の地表面は一〇〇列を越える砂堤と砂堤間低地からなっている。それぞれの砂堤は幅二〇~三〇メートル、低地部との比高は一~二メートルである。この地帯の標高は西南部で高く(六・五メートル)北東部で低く(四・五メートル)なっている。石狩町花川団地はこの地帯の南端部に造成されたものである。