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目次
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第二編 先史の札幌
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第三章 縄文時代
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第三節 後期
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一 遺跡の分布
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白石区の遺跡
◇S三五四遺跡(白石区本通一丁目南一四)
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望
月寒川
右岸の標高二五メートル前後の段丘上に位置する。本遺跡の地点には、かつて白石村役場が存在していた。
旧石器時代から縄文時代中期、後期、晩期、続縄文時代の複合遺跡である。後期の遺構はまったく発見されていないが、土器、石器が出土している。
本遺跡の付近でもやはり大正年間の河野常吉のノートには、立石を持つ遺跡の記録が残されている。ことによると
白石神社遺跡
と同様な性格の遺跡であったと考えられる。本遺跡も残念なことに、そのほとんどが消滅しており確認が不可能である。