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監獄教誨

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 十一年、曹洞宗中教院より札幌監獄署での教誨につき出願して許され、毎月日曜日と免役日にこれを実施した。同年十月には札幌神社も出願、許可を得、まもなく東本願寺管刹もこれに加わった。十五年頃から大谷派が主体となり、十八年には同派から五人の教誨師が出ており、十月一日には本山から同監獄署へ下付になった本尊の遷仏式を行った。