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目次
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第六編 道都への出発
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第一章 北海道庁と札幌
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第四節 交通・通信の整備と治水
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一 交通の整備
豊平橋の架換え
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また十一年の架換え工事以降なんとか大破を免れていた
豊平橋
は、建築後一〇年を経過し、ついに腐朽してきて危険な状態になった。そのため二十、二十一年に架換え工事を行った。形式は前代のホイーラー設計のものを踏襲し、木製の釣り橋と報告されている(事業功程報告 二十~二十一年度)。その後三十年に
豊平橋
を鉄製の永久橋とすることになり、架換え工事が行われた。三十一年九月、その工事中
豊平川
の洪水で仮橋が破損流失する事件の中でなんとか竣工した。