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円山村の野菜

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 円山村の野菜がいつごろから特産化したものか明確ではないが、前述の石川の報告から十年代半ばには特産化し、札幌市街へ販売していたことが確認できる。その後南一条西一〇丁目辺りで始められた円山朝市がその特産化に拍車をかけたようである。生産されたものは『円山百年史』によると、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ごぼう、キャベツ、大菜、大根、ねぎなどである。