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内職の奨励

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 いわゆる「内職」の奨励が公けになされたのは、明治三十七年十二月の当時の北海道庁長官園田安賢の内訓である。園田長官は、道庁や各支庁の官吏に対し、戦時における国家への義務を尽すため節約につとめ、妻子その他の家族が養蚕、製糸、機織、裁縫等適当な内職をするよう内訓した(北タイ 明37・12・3)。