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取調・拷問

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 取調は被疑者からの自供に重点がおかれ、拷問が繰り返され、「芋づる式」に検挙が続いた。九津見房子は「顔は紫いろに膨れ上がってしまって、はだかにして捕縄でなぐられたところはミミズばれになっているから、見られたものじゃないですよ。〈白っぱくれるからよ。ざまみろ〉といっていました」と証言する(牧瀬菊枝編 九津見房子の暦)。この拷問を九津見は札幌地裁の公判で暴露し、それを傍聴した山本宣治は衆議院の予算委員会で政府を追及した(昭4・2・8)。