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四行の預貸率推移

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 この間の道内四行の預貸率をまとめると、表8に明らかなように、四行とも軒並み下げている。中でも北海道拓殖銀行の下げ幅が最も大きい。しかし、この傾向は全国的なもので、当時のいわゆる「金余り現象」を示すものである。これがより効率的な貸出先を求める基本的な誘因となり、後に勃発するバブル経済の一般的基礎がこの時形成されていたといえよう。
表-8 道内四行の預貸率推移(年度末)
昭48昭60平1平8平12
北海道拓殖銀行96.769.650.397.6
北海道銀行81.978.475.490.577.9
北洋銀行85.977.777.790.874.7
札幌銀行84.581.491.890.579.4
各『有価証券報告書』より作成。
譲渡性預金を含む。