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心身障がい児施策

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 平成五年十一月、児童相談所を中核に発達医療センター、はるにれ学園(障がい児通園施設)を併設した児童福祉総合センターを開設し、肢体不自由児や知的障がい児等の相談を受けるとともに、医師による医学的診断を行い、また、ダウン症児及び発達に心配のある子ども等の療育支援を行っている。この他、肢体不自由児や知的障がい児の通園施設を設置運営し、重症心身障害児施設等への入所措置を行っている。

写真-7 札幌市肢体不自由児母子訓練センター(現発達医療センター)(昭54.9開所)

 十二年度現在の主な業務としては、①発達に心配のある子どもの療育支援(所内グループ指導・児童会館での療育支援・各区保健センターでの療育支援)、②先天性障害児早期療育事業(総合センター内でダウン症等の先天性障がい児、難聴幼児、多動児等のグループ指導)、③障害児(者)短期入所事業(保護者等が疾病、出産、冠婚葬祭、事故等の理由により、一時的に障がい児(者)を施設において保護する必要がある場合に、施設保護)、④発達医療センター(昭和五十四年札幌市肢体不自由児母子訓練センターとして開所)で、子どもの発達に関する相談を受け、総合療育を行っている。