内容
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【内容表】最早何も御送給ハり度/ものなしと思ひし又々/靴が大破に及ひたり/買ふのハ/成るべくハ東京にて買/ひ度候故安東氏へ宛/て今一つの靴小包にて/御遣はし被下度神戸/近傍にハまだ二三日も/をること故御地をすぐ/御發送被下候ハヽよくまに/あひ申候/宮津よりの小包ハあまり大/なる故ことによりてハ幸/便迄おくれるかもしれす 【内容裏】丹後の/久美濱/より但馬の/こゝへ國境の/山を三里/雨にふられつゝ/夕方到着/一両日こゝにて/休養せんと/おもひをり候/六月末日/國男/此氣候故/子供氣を/つけて給ハる/へ
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